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毒入り食塩摘発で明らかとなった中国ニセ食品業界の驚きの高利潤体質

 中国でまたまた新たなにニセ食品が誕生してしまった。中国大手ニュースサイト「新華網」によると、安徽省で公安に押収された密造塩18トンから、除草剤の原料として使用されるグリホサートという物質が大量に検出されたのだ。

 この毒入り食塩は江蘇省の製塩業者が製造したもので、すでに 1万4,000トンが、全国12省の市場に出回っていることが明らかとなった。この食塩を知らずに口にしてしまった人々の健康被害も心配されるところだが、しかし、驚くべきはその流通チェーンにかかわる中間業者の多さと利益率の高さである。

 調査によると、このニセ食塩を製造した製塩業者は、廃棄された除草薬を入手し、それを工業塩へと加工。こうして1トン当たり1,200円ほどで生産された工業塩を、4,000円前後で密造塩卸売業者に販売していた。そしてさらにこの卸売業者は、1トン8,000円ほどで食糧業者に卸すと、その食糧業者は1トン1万5,000円ほどで食品小売店に販売していたという。

 小売店がこのニセ食塩にどれだけの利益を乗せて販売していたかは不明だが、末端価格は最低でも、生産コストのゆうに12倍以上ということになる。さらに、小売店以外の中間業者のすべてが100パーセ ント以上の利益を得ているのだ。

 それにしても、段ボールから肉まんを作ったり、下水から食用油を作ったり、中国のニセ食品事情には驚くばかりだが、その背景にはこうした高利潤があるようだ。その発想力と技術力をもう少し別のモノに生かせる日はいつになることだろうか......。
(文=高田信人)


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