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過去最大赤字で株価暴落 台湾資本に泣きついたシャープの命運(2)

 そのホンハイがシャープに食指を動かす理由は何か。関係者は「シャープが誇る特殊技術どうしても欲しいからだ」と打ち明ける。
 「IGZO(イグゾー)」と呼ばれる酸化物半導体のことで、この技術を駆使すれば液晶パネルの解像度が飛躍的に向上し、省エネ性能も大幅にアップするという。関係者が続ける。
 「昨年来『アップルが2012年半ばにも高画素のiTVを発売し、これにシャープのイグゾー技術が取り入れられるのではないか』との観測が飛び交い、業界が色めきたった。スティーブ?ジョブズ前会長が亡くなったこともあって実現していませんが、減産した堺工場では、稼動していない生産ラインを高機能パネル製造向けに改造が進んでいる。それを踏まえて『シャープが超高精密な液晶パネルをアップルにサンプルとして届けた』との噂もくすぶっている。ホンハイが技術力で上回るシャープに擦り寄り、野望をギラつかせるのも無理はありません」

 将来的にシャープは、堺工場を連結子会社から外す予定だという。となれば、シャープが長年にわたって培い、文字通り技術の粋を集めてきた中枢工場が台湾資本の軍門に下るのは時間の問題だ。
 「ホンハイは傘下に奇美電子という液晶パネルメーカーがあるのですが、アップル向けの供給は一部に過ぎません。親会社のホンハイにしても、急成長を遂げたとはいえ所詮はアップルの受託生産に甘んじており、シャープが誇るイグゾー技術は垂涎の的。それぐらいだから、最初に“商談”が舞い込んだときは郭台銘氏の目の色が一変したといいます」(経済記者)

 関係者によるとホンハイは当初、日立の液晶パネル子会社?日立ディスプレイズの買収を検討したが叶わず、次の対象を物色中にシャープの大型商談が舞い込んだという。
 「郭さんは『我々と組めばサムスン電子に勝てる』とシャープに接近した。最大顧客のアップルとサムスンは、お互いが特許訴訟のバトルを演じており“サムスン包囲網”を結成すればアップルの覚えが良くなるとの打算も働いたようです。むろん奥田隆司?新社長をはじめシャープ経営陣には乗っ取りの野望を封印して接近し、外堀を埋めた。その辺りは抜かりがありません」(関係者)

 意外と知られていないが、シャープは太陽電池事業で国内トップの地位にあり、7月に再生可能エネルギーの全量買い取り制度がスタートすれば「金のなる木」に大化けする可能性がある。
 だからこそ「ホンハイは、メガソーラー構想をブチ上げたソフトバンクの孫正義社長ともども、わが世の春を謳歌するだろう」と、卓越した“商魂”を指摘する声さえ聞かれるのだ。…

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