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iBooks Author が規約改訂、iBooks 形式以外は iBookstore 以外でも販売可能に

アップルが電子書籍作成ツール iBooks Author の新バージョン 1.0.1 を公開しました。機能面に変更はなく、利用許諾契約(EULA)がアップデートされただけのバージョンです。規約が書き換えられたのは、もちろん議論を呼んだ「iBooks Author 本は iBookstore を通じて売るべし」の部分。結論から言えば、この制限は部分的に緩和され、販売時にアップルにお伺いが必要となるのは iBooks Author 独自の iBooks 形式(.ibooks)のみとなりました。簡単に整理すれば:

v1.0.0の規約無料本:好きに配布して良し

有料本:iBookstore などアップルを通じて販売するか、個別にアップルと契約を結ぶべし

v1.0.1で改訂された規約無料本:好きに配布して良し

iBooks 形式の有料本:iBookstore などアップルを通じて販売するか、個別にアップルと契約を結ぶべし

その他の形式の有料本:好きに販売して良し

まず、アップルが問題を認識し、比較的迅速に対応したのは良いニュースでしょう。そのうえで iBooks Author から出力できる「その他の形式」になにがあるかといえば、テキストと PDF です。一般的なテキストや PDF 形式になってしまえば、iBooks Author で作られたかどうかなど判別できない以上(それとも「iBooks Authorから作成されました」とでも署名を入れるか)、今回のアップデートは制限緩和というより、実態に即した規約になっただけと言えそうです。

また、テキストや PDF で出力してしまうと、アニメーションやウィジェットといった iBooks ならではの機能は当然ながら失われます。結局のところ、iBooks Author で作ったそれらしい有料本はアップルを通じて販売すべし、という姿勢は v1.0.1 でも変わっていません。以前にも書きましたが、実際に iBooks の有料本がアップル外で流通されたとき、アップルはどう対処するのでしょうか。

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