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エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (161) 英語公用語とは実に日本人らしい決断である「公用語0.2」

国内最大の電子商店街を運営する「楽天」は、社内公用語を「英語」にすると宣言しました。

目的は世界進出です。

ところが来月末に中国市場から撤退します。

中国ネット検索最大手の「百度(バイドゥ)」との提携を解消し、中国国内向けに運営していた仮想商店街を閉鎖するというのです。

インターネットビジネスは「1位の総取り」という傾向が強く、中国国内でシェアが奪えなかったことを理由としていますが、筆者はその背景に「文化の違い」があると見ています。

実は、多くの国内IT企業が海外進出に苦戦しています。

あるソーシャルゲーム企業は「金を使わせるフォーマット」を持っていると豪語していました。

ユーザーを無料で遊ばせておいて、一定のタイミングでイベントを仕掛けると、高確率で金を払うというのです。

これを英語に翻訳すれば、世界中で儲けることができると目論見、海外進出しました。

ところが、日本以外の地域では無料ゲームに金を払う人は少ないのです。

これは「言葉」の違いではなく「文化」の違いです。

少子高齢化により縮み行く日本市場から、海外に目を転じるのはわかります。

しかし、「グローバル化=英語化」ではありません。

確かに「言葉の壁」は存在しますが、英語圏に育てば、小学生でも「ネイティブスピーカー」で、英語が話せるだけでは意味がないのです。

どれだけ流暢に言葉を操っても、語る中身がなければ誰も耳を傾けません。

国内にも「言葉の壁」がありました。

昭和時代の東京では、「方言」を使うと「田舎モノ」とバカにする人が少なからずいたのです。

北関東の健康食品製造業のM社長は「東京人」に「方言」をバカにされた経験がコンプレックスになっていました。

同じコンプレックスを筆者も持ちます。

小学校1年生の夏休みに高知県は四万十川のほとりから東京に引っ越してきました。

話す言葉は「土佐弁」。

そして「田舎モノ」と虐められました。

子供は異質な存在に残酷です。

今でも女性アナウンサーのイントネーションの悪さが気になり、テレビに突っ込みを入れてしまうのはコンプレックスからくる過剰反応です。

M社長は社員に自社のサイトに設置したブログを自由に書かせていました。

たまたま見かけたエントリーに「方言」を見つけます。

それは「話し言葉」で書かれた他愛のないものでした。

しかし、コンプレックスという獣は理性でコントロールするのは困難です。

全国展開する我が社が発信する情報に「方言」は似つかわしくないとして「方言禁止」を発布します。…

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