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勘三郎、「大変なものが出てきた!」と貴重な資料の発見に大喜び

東京?浅草で昨年11月からロングラン公演中の平成中村座が今年5月、ファイナルを迎える。江戸時代の芝居小屋を現代に復活させたいと、歌舞伎俳優の中村勘三郎が長年の夢を叶えて実現した。あと2か月で一区切りとなる平成中村座への思いを勘三郎が語った。

昨年1月に病気治療のため入院し、7月に舞台復帰。まだ耳鳴りはするが「これまで休みがなかったからいい休養だったと思う」と前向きに答える。療養中は昔の役者が書いた本を読んでいたそうで、「いろいろ面白い発見があった」と話す。そんな折、中村屋最古参の弟子、小山三の自宅から、5代目と6代目菊五郎の演目に関する覚書が見つかった。「大変なものが出てきた!」と興奮した様子の勘三郎。取材陣に「もったいつけるよ」と言いながらも貴重な資料を披露。5月に『め組の喧嘩』の辰五郎を初役で演じるが、たまたまこの覚書に書かれていた記述も参考にしたいと嬉しそうに語っていた。さらに、鳶と力士の喧嘩を題材にした同演目にちなみ、大相撲の5月場所に平成中村座から懸賞を出す計画を明かした。

平成中村座への思いについて訊かれると、「2000年に初めて建ててから12年。やっと認めてもらったという気がします。昔からの夢だったから感無量ですよ。これからもずっと続けていきたいね」と感慨深げに語る。12年前、『法界坊』で幕を開けた同劇場だが、ここにも秘話があった。天保13年(1842年)10月5日に初日を迎えた中村座もこの『法界坊』で開幕していた。勘三郎はこの事実を後から知り驚いたそう。「隅田川(が舞台の話)でご当地ものだからと思ってたけど、こんな偶然があるんだね」。思い入れのある同演目は今年4月に上演する。勘三郎は、女好きで悪事にも手を染めるが憎めない破戒僧の法界坊を演じる。

5月、ロングラン公演のラストを飾るのは、勘三郎が上演の機会を待っていた『髪結新三』。季節的にも“初鰹”が出てくるのでぴったりだと話す。自身の襲名披露公演以来7年ぶりの新三役に、例の覚書も参考にしたいと意気込む。また60歳の還暦にはこの劇場で『助六』をやりたいと将来の夢も話していた。

平成中村座の公演も残すところあと2か月。『四月大歌舞伎』は4月2日(月)から26日(木)まで。『五月大歌舞伎』は5月3日(木)から27日(日)まで開催する。チケットは発売中。

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