【休眠口座】この口座、10年以上放置だから勝手に使ってもいいよね?
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ネット通販による買い物、オークションを媒介とした取引、公共料金の支払いといった、金銭のやり取りをすべてネット上で済ますことができるなど、インターネットバンキングの登場で銀行の利便性は非常に向上している。
人によっては銀行に預金したまま、お金の出し入れまったくせずに長い期間にわたり放置している人もいるのではないだろうか。こういった10年以上取引がない口座を「休眠預金」と呼ぶようだ。
金融庁によれば前述の休眠口座による預金額は年間850億円ほど発生しているとのことで、そのうち300億円ほどが活用できるという試算を打ち出しているようだ。これを踏まえて政府は休眠口座の活用方法として復興支援策を検討案として掲げているとのこと。
現在、日本が抱える借金は1,000兆円を突破したといわれており、3.11に関する復興支援金の捻出にも頭を悩ませるなど、首が回らない状態が続いている。さらに消費税増税の2段階上昇が現実味を帯びており、不景気により一層、拍車がかかりそうだ。ネット上からは他人の金にまで手を出すのかと落胆とも皮肉とも取れる意見が多く飛び出しているようだ。
【記事:猫またぎ】
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