お正月なのにおせちが食べられなかった！？
新年が迎えられない
お正月といえばおせち料理。近年では家庭で作る機会も少なくなっているが、これを食べないと新年を新たに迎えたという気にならない人も多いだろう。そのおせち料理が、元日に食べることができないという事態が起こった。
山口県山陽小野田市に本社を置くジー?ネットワークスが、全国から注文を受け、販売したたおせち料理のうち約3千個が年末までに注文先へと届いていなかったことが発覚した。1,000件を超える苦情が寄せられ、同社は対応に追われた。注文されたおせち料理は全国で約2万7千セット。前年よりも3千件多い注文数に工場の生産が追い付かず、対応できなかったことが原因。
例年であれば31日配達予定のセットは前日に生産を終え、同日中に宅配するのが恒例。1日中には注文分のおせちを全て発送したとのことだが、遅配分の代金は求めに応じて返金するという。
「長崎ちゃんめん」「おむらいす亭」など全国に多くの外食チェーン店を展開する大手が、あってはならない事態を招いてしまった。本社のサイトでは、謝罪の文面とともに生産工程の不備が原因であると記載されている。工場の生産稼働率の見直しを含め、今後このような事態が起きないよう徹底した対策を取って頂きたい。
【生地：森野】
元の記事を読む