いよいよ、来月7日に『踊る』シリーズの完結編『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が公開される。テレビドラマの放送開始から15年、大人気シリーズがついに完結するとあって、公開前から“踊る熱”が高まりつつある中、ある不思議な現象が起きているという。
「実は、まだこの映画は打ち上げが行われていないんです。もしかすると公開後にやるのかもしれませんが、あの2人の関係性を考えたら、打ち上げがない可能性もありますよ」(フジテレビ関係者)
あの2人というのは、言うまでもなく織田裕二と柳葉敏郎のこと。2人の確執はこれまで何度も報じられてきたが、今作でも2人のシーンがカットされるなど、その溝は深いままシリーズ完結を迎えそうだ。
「台本もかなり変更になり、当初は声だけの出演だった水野美紀さんが登場したりと、ギリギリまで織田さんがプロデューサーと話し合ったそうです。彼女は同作のメインキャストとして重要な役どころを演じていましたが、独立問題をめぐってバーニングと対立し、『踊る3』から出演NGとなってしまった。今回は完結編ということもあり、織田さんがバーニングを説得したんじゃないかって話ですよ」(同)
こうした苦労もあってか、織田は今作の出来栄えに大満足のようで、先日行われた試写会でも終始、上機嫌だったという。
「かなり日焼けしていて、真っ黒で最初は誰か分からなかったですね。ただ、マスコミがいなかったせいか、かなり饒舌に話をしてましたね。本人は、『やり残したことはない』と話していたそうです」(映画関係者)
興行収入50億円突破は確実と見られている今作。とにもかくにも、公開が楽しみである。