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アニメの製作費、どうやって回収するの?

「萌え」にはビジネスチャンスがある。
 オタク向けと侮っては、ビジネスチャンスは逃げてゆく。では、そんな「萌えビジネス」は一体どのような世界なのか?
 『浜田ブリトニーの漫画でわかる萌えビジネス 2』(小学館/刊)では、アニメ産業のギャラやリクープ(投資資金回収)手段、絵が描けない人でも簡単に作れるマンガ作成ソフト、萌えビジネスで成功した企業などを、浜田ブリトニーさんがマンガで紹介する。

 何気なく見ている30分のテレビアニメを製作するには、いくらかかるかご存知だろうか?
 その答えは1200万から1500万円だ。例えば、「ONE PIECE」を1話作るのに1100万円かかる。そのため、製作会社はこの1100万円をリクープ(回収)しなければならないということになる。
 ではどうするのか。まず、テレビ局側から900万円の制作費がもらえる。残りの200万円はプロダクションや広告代理店が集めるか、制作会社が海外に番組を売ったり、ロイヤリティーの収入で埋める手法が取られる。
 しかし、「ONE PIECE」のようなファミリー向けに放映されるアニメと深夜放送しているアニメは全く違い、深夜アニメの場合はテレビ局からお金がほとんど出ない場合が多い。そのため、製作サイドから依頼して放映してもらう持ち込み企画となる。テレビ局からお金が出ない場合は、DVDやブルーレイ、番組販売をあてにするしかないようだ。

 また、CMのやり方も考え込まれている。最近は、録画してCMを飛ばして観る人も多いため、登場キャラがCMの企業の飲料水を飲んでいたり、作中にチェーン店を登場させ、そのチェーン店で作品キャンペーンを行うなどの工夫を行っているようだ。

 アニメ産業のお金の話の他にも、漫画家の田中圭一氏が関わって作成されたマンガ作成ソフト「コミPo!」の紹介や、配信開始から約1年半で70万ダウンロードを達成したiPhoneアプリ「朗読少女」の誕生秘話が紹介されている。

 「萌えビジネス」の裏側はどうなっているのか。マンガを通して描かれているので、非常に分かりやすく理解することができる。萌えビジネスに従事している人だけでなく、この業界が気になっているという人、他の業界で新しいアイデアを得たい人など、幅広い読者が楽しめる一冊だ。
(新刊JP編集部)

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