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まだまだ敷居の高い「黒人映画」にルーカス監督は自腹

G?JoeⅡはかく語りき
米国を代表するコメディアン女優、現在はテレビ番組の司会業に専念しているウーピー?ゴールドバーグ(代表作『ゴースト/ニューヨクの幻』『天使にラブソングを…』など)は、幼少時代に激しい衝撃を受け勇気を貰ったとコメントしている。米SFドラマ『スタートレック』を初めて鑑賞した際のエピソードだ。

アフリカ系アメリカ人である彼女の幼少期は、まだ米国内における黒人差別の色濃かった時代。彼女の家はそれなりに質の高い家庭であったが、周囲から迫害を受け、それが原因で北部へ引っ越したほどである。

そんな時代に、少女が目にしたのはテレビドラマの主役級人物として活躍する黒人女優ニシェル?ニコルズの姿。「黒人の女優がテレビ番組で活躍するなんて、それまで考えたこともなかった!あのお蔭で、私は女優を目指そうと思った」と、後に機会あるごとに語っている。そして実際、その後黒人として要職に付くこととなる人々の中には、ニシェルのエピソードを語る人が少なくない。

黒人史を変えた原動力の一翼を担う映像娯楽文化の世界。スパイク?リー監督、ウィル?スミス、ダミュエル?L?ジャクソン、エディ?マーフィー、フォレスト?ウィテカーら一流の黒人監督?俳優らは既に特別視される存在でもない。そもそも彼らのトップとして活躍する大統領が黒人系なのだ。が、それでもまだまだ映画の世界では見えない壁が存在するらしい。

『スターウォーズ』シリーズの監督であり、ルーカスフィルムの経営者であるジョージ?ルーカスが、黒人を主人公とした戦争作品を製作した。が、実はこの作品の構想そのものは20年も前からあったもの。主要キャストが黒人ばかりのため、どこのスタジオも資金を出してくれなかったとの事で、製作後の取材でルーカス監督はハリウッドの差別体制を厳しく非難している。

新作『Red Tails』(全米1月20日公開)は第二次世界大戦で戦った黒人兵士たちの物語であり、そのほとんどが実話に基づくものとなっている。最終的にはルーカス監督が自腹を切る形で制作費を充填したとの事。その額は5800万ドル(約44億5千万円)、また広報など配給時に掛かる3500万ドル(約27億円)も負担したそうである。

まだまだ人種を超えた真の共存社会は遠い。ハリウッド映画界が正しき力"フォース"に耳を傾ける事ができる日はやってくるのか?それともダークサイドに落ちてしまうのか?

【記事:G?JOEⅡ】

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