Twitter、Google提案のSPDYプロトコルを導入
TwitterがSPDY(スピーディ)プロトコルの使用を開始している。
SPDYとは、Googleが策定を進めている通信プロトコル。
HTTPと同じ層に該当し、HTTPよりも高速に通信することができる。
SPDYはすでにChromeで実装されており、Googleが提供する一部のWebサービスでサポートされている。
Twitterは、まだSPDYのサポートを公式には発表していないが、TwitterのエンジニアであるRaffi Krikorian氏がTwitterのAPIでSPDYが有効になっていることを示すツイートを投稿している。
SPDYはChromeだけでなく、Firefoxでも利用できる。
Mozillaは、Firefox 11から対応を行なっている。
Firefox 11の場合は標準で有効になっていないため、アドレスバーに「about:config」と入力し、「spdy」で検索して機能を有効にする必要がある。
TwitterがSPDYで通信しているかどうかは、SPDYを観測する拡張機能を入れることで確認できる。
ChromeはChrome SPDY indicatorを、FirefoxはSPDY indicatorをインストールする。
この拡張機能はいずれもSPDYで通信した際に、アドレスバーにグリーンの稲妻アイコンが表示されるようになっている。
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