【海外：南アフリカ】風刺漫画家が大統領を「アレ」で侮辱、訴えられる
（画像:Zapiro.comより）
南アフリカ共和国大統領、ジェイコブ?ズマ。政治運動による過酷な投獄生活から大統領にのぼりつめたズマ氏の目下の敵は風刺漫画家ジョナサン?シャピロ、通称ザピロ氏だ。
ともに南アフリカ出身のこの両氏は現在、ザピロ氏が南アフリカのニュースメディア、Mail&Guardianに描いたズマ大統領のイラストをめぐって裁判中である。
問題となったイラストはズマ大統領の姿を男性器のように（ほぼその形）描いており、これに対し、ズマ大統領は激怒、損害賠償を求めて訴えた。
このイラストが問題となる前、アフリカ民族会議（ズマ大統領率いる与党）がズマ大統領が局部をさらしてるイラストの展示を中止させており、「表現の自由の侵害」として批判が集中したことが大きく関係していると言われている。
ズマ大統領は過去に女性を巡るスキャンダルが数件出ており、中には強姦の容疑もあり、身辺はスキャンダルまみれだ。一夫多妻を実践しており、4人の妻がいる。
ズマ大統領側は「彼のイラストは私をまるで女性にだらしない、遊び人のように描いている。」とザピロ氏を批判しているが、そのズマ大統領は現在、地元のメディアを11回も名誉毀損で訴えており、色々な意味で多忙な大統領である。
【記事：猫姫】
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