一時期のブームを経て、定着した感のある「弁当男子」。昼食代を節約するために、早めに起きてせっせと作っている人も多いかも知れません。そんな「弁当男子」の強い味方が“冷凍食品”。レンジでチンしたり、ちょっと加熱するだけで、簡単に調理が可能で、忙しい朝の時間で効率的に弁当を作れます。
実は、この“簡単に調理”がより“簡単”になって、大ヒットを飛ばしている商品があるのです。それが「自然解凍ができる冷凍食品」。もはや、加熱作業さえ必要なく、冷凍庫から取り出してお弁当箱に入れるだけ。弁当箱に入れる前に冷ます時間もかからず、昼時には食べ頃になっているという優れものです。
具体的には、室温の目安である20℃程度で、約2時間30分~3時間ぐらいで解凍。解凍されるまでは、保冷剤の役割も果たしてくれるといった意見もあるようです。
ちなみに、自然解凍の冷凍食品の市場規模は、平成24年3月期で約316億円と前期比40%近く増加しているという報道も。レンジを使わないので、昨今の節電志向にもマッチしているし、昨年の節電による土日出社で弁当需要が増えたことも要因なのだとか。
そんな「自然解凍の冷凍食品」ですが、なかでも、ラインナップが充実しているのが、味の素冷凍食品やニッスイ。いわずと知れた冷凍食品の大手です。
味の素冷凍食品からは、お弁当の定番である「ハンバーグ」や「からあげ」を始めとして「エビ寄せフライ」や「肉じゃがコロッケ」など全11種類。やや揚げ物系が多い印象を受けました。嬉しいのは「凍ったまま、お弁当にポン!節電お弁当レシピ」といったホームページ。お弁当のバリエーションが増えそうです。
ヘルシーな和食弁当をお望みならば、ニッスイの商品がオススメ。「いんげんの胡麻和え」や「きんぴらごぼう」「ひじきの煮付け」「たけのこの土佐煮」などがラインナップされています。ほかにも、6種類のサラダもあるので、栄養のバランスが取れたお弁当を作れそうです。
肝心の味ですが、とりあえず味の素冷凍食品の「ハンバーグ」を試食したところ、普通の冷凍食品と比べても全く遜色がありませんでした。解凍時に水っぽくなるのではと心配でしたが問題なし。かといって、ぼそぼそした食感でもなく。
ニッスイの「きんぴら」ですが、こちらは歯ごたえがあってしゃきしゃき。急速冷凍によって野菜の細胞を壊さないことによって実現したのだとか。
調理も簡単で味も美味しい「自然解凍ができる冷凍食品」。…