いよいよロンドンオリンピック開幕まであと2日! 4年に1度、世界中が熱くなるスポーツの祭典は経済効果が期待され、株式市場でも関連銘柄に注目が集まる。
「でも、株価は半年前から材料を織り込み始めるから、そういう銘柄選びは半年前にしなくちゃいけなかったんじゃないの?」という声も聞こえてきそう。
確かにそのとおり。だが、開催直前の今からでも間に合うオリンピック関連銘柄の狙い方があるのだ!
スポーツイベントと市場の関係について詳しい第一生命経済研究所の主席エコノミスト、永濱利廣さんは「オリンピック期間中は、活躍した選手に関連する企業の株価が直後から急騰するケースがよくあります」という。
記憶に新しいところでは、2010年のカナダ?バンクーバー五輪。スピードスケート男子500メートルで長島圭一郎選手が銀メダル、加藤条治選手が銅メダルをダブルで獲得。この大会では日本人初のメダル獲得だったこともあり、国中が歓喜に沸いた。長島、加藤両選手が所属していた日本電産サンキョー(7757)はこれが材料となって、翌日、株価が急上昇した。
ということは、メダル(できれば金メダル)を獲りそうな選手に関連する銘柄を試合前に仕込んでおけば、直後の急騰でひと儲けできることもあるというわけだ。あとはその選手がメダルを獲るように、とにかく必死で応援する!
あるいは、金メダルとはいかなくても、予想以上に健闘したケース、思わぬ感動ストーリーが誕生したケースなどで注目度が一気に上がって株価が反応することもありうる。
そこで、今回のオリンピックに出場する選手の所属先を調べ、株式市場に上場している銘柄を調べてみた。
主な出場選手と上場している所属企業(関連銘柄)は下のリストのとおり。中でも金メダル獲得の確率が高いと見られているのは、レスリング、体操、競泳、柔道といったところ。
その他、卓球、ウエイトリフティングなどもメディアでは「メダルに期待!」と言われている。地味だが世界ではトップクラスの実力というクレー射撃あたりはダークホースか。
銘柄側から見ると、ALSOK(2331)、コナミ(9766)、セントラルスポーツ(4801)、ミズノ(8022)はメダル獲得が期待されている所属選手が複数いるので特に注目できそうだ。
また、「選手が活躍するとその競技を『やってみたい!』という子どもや『子どもに習わせたい』という親が急増し、競技人口が一気に増える、ということもオリンピックの度に見られる傾向」(永濱さん)だという。…