若者よ、スタートアップ【起業】せよ！ エウレカ代表取締役ＣＥＯ?赤坂優「起業をすると自分が圧倒的に成長する」
景気も停滞し、借金だけが増えていく日本。サラリーマンとして働きながら、「はたして、このままでいいのだろうか？」と疑問に感じている人も多いだろう。
その閉塞感を破るのが「起業」だ。人に使われるのではなく、自分のやりたい会社作る。すべての責任は自分に帰ってくるが、当たればその見返りも大きい。そして何よりやりがいを感じられる。
では、どうすれば起業できるのか。今、注目を浴びる若手社長にコツを聞いた。さあ、スタートアップ【起業】を始めよう！
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アプリ関連のトータルサービスを提供する「エウレカ」のＣＥＯ?赤坂優氏は、現在２８歳。学生時代からヤフオクやフリーマーケットで衣料品を売買して遊ぶお金をかなり稼いでいたという。
「自分は初めはインターネットビジネスに興味がなかったんです。ところが、大学４年でアパレル会社の内定をもらい、冬にそこで営業バイトをするうちに、あまりの退屈さに嫌気が差してしまって。
そのときにたまたま手にしたのがサイバーエージェント代表?藤田晋（すすむ）さんの本。それを読んで、ずいぶんとチャレンジングな人生を送っている人がいるんだなと影響されました」
―その本がキッカケで起業を決心したんですか？
「はい。それでまずはどこかのＩＴ系企業に入って勉強しようと思ったんです。就活の時期はとっくに終わっているのに、無理やり面接を申し込んで受けまくりました。その中で見つけたのがイマージュネット。当時の会社には珍しく、社員８０人中５０人がエンジニア。これから伸びそうだなと思い入社しました」
―すごい行動力。そして転機が。
「働き始めて３年目のあるとき、海外のインターネット事情に触れる機会があって『これはヤバい』と。すぐに自分でビジネスを始めないと間に合わないと思い、１ヵ月後、社員でありながら自分の会社を登記してしまったんです」
―社員だとしたら、副業規定に引っかかったのでは？
「引っかかったのかもしれませんが、そんなことどうでもよかったです（笑）。そこで社長に『僕が辞めると売り上げが下がるので、広告部門を外部委託という形にして持ち出していいか』とぶっちゃけで相談したんです」
―その提案は大胆ですね……。そんなこと許されるのですか？
「ラッキーなことに、会社の方針として経営のスリム化が課題で、タイミングよく仕事を受注した状態で独立できたんです」
―奇跡的な展開！ 運を味方につけるのも起業には必要なんですね。…