東電値上げに反発-川口商工会議所 「独禁法違反」と申告![片桐 明]
本日(12日)の日経電子版に掲載されました。
川口商工会議所は昨日(11日)、東電が独占禁止法違反(優越的地位の乱用)にあたるとして公正取引委員会に是正を求める申告をしました。
同商工会議所は東電に対して従来の料金体系に基づく金額は払うが、それを上回る分は「供託金」として、あくまでも「東電に預けている」との姿勢をとる一種の「不払い」も会員企業に呼びかけも行います。
また、同所会員企業でもあるとある企業は「支払うかどうかはこちらの意志によることをはっきりさせる」ため料金を口座引き落としから振り込みに切り替えました。(口座引き落としから振り込みに替えると割引は受けられなくなります)
先日、静岡県内のホテルや旅館でつくる静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合は、東電値上げに抗議するため、東電管内の組合員に対し電気料金の口座振替を解約するよう通知しました。
自動的に引き落とされる口座振替から銀行振り込みへと支払い方法を変え、一方的な値上げへの抗議の意思を示すのが狙いで、3日に東電管内の支部代表らが協議して方針を決定し、管内の509のホテルや旅館に文書で通知しました。(協調するかどうかは各組合員判断)
地道に経営をしている企業側からすれば、価格転嫁も出来ず、経営で対応しなくてはならない利用者として、事情があるとは言え、一方的に大幅値上げをする東電に対して納得できないのは余りに良くわかりすぎる心情です。
電力が無くてはならない存在になり、新電力も育っていない今、東電に対する不買運動は企業活動の停止を招き、完全不払いは電気を止められることを意味し、値上げ分の不払いが、唯一取りうる利用者の反発行動です。
このような動きが他へも波及するものと思われます。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。