メイテックは16日、来春の新卒とキャリア採用について、メイテックとメイテックフィルダーズのグループで1050人を目標にすると発表した。過去最大級の規模。
内訳は新卒が550人、キャリアが500人。いずれも正社員技術者で、機械設計、電気?電子設計技術職を中心に、マイコンシステム設計、情報処理、化学系などの理系専門職を積極採用する。
メイテックはリーマン?ショックのあおりで10年4月期、11年4月期と実質的に採用を中止したが、その後の業績の急回復を受け、12年4月期は600人弱の採用再開に踏み切り、来年は2倍近い規模に拡大する。
同グループの昨年の技術者稼働率は95%を超えるフル操業状態。欧州債務危機などに伴う世界景気の減速懸念は残るものの、アジアの成長は今後も堅調で、国内も震災からの復興需要などが見込めるとして、技術者を大幅に増やすことにした。