【海外:イギリス】アパッチ族がイギリスに現る!?都会の中でアパッチ族として暮らすイギリス人
(画像:odditycentralより)
イギリスの南西部ウェールズ地方で生まれ育った正真正銘イギリス人のマンガ?コララダスさん(60)は、20年間、ネイティブアメリカンとして暮らしてる。
それだけでも興味深いが、彼が住んでいる場所は、アメリカのネイティブアメリカン居住地や森の中ではなく、ウェールズ郊外の一般的な住宅!そこで彼は、ネイティブアメリカンの一つアパッチ族の格好をし、信仰を重んじて生活しているのだ。
『マンガ』という名前はインディアン名で、元々は『デービス』という名前だったようですが、偉大なアパッチ族のリーダーへの敬意を表して、今ではインディアン名のみしか使っていない。
マンガさんは、90年代に6回の離婚を繰り返した後、アパッチ族のライフスタイルに帰依。
最初はアメリカに行き、インディアン居留地に住もうとしたが、アメリカ政府の許可が下りなかったため、スペイン南部のトレモリノス近郊に移住し、森の中でアパッチの伝統的なテント、ティピーを張って生活したのだ。
その後、生まれ故郷のウェールズに戻り、今現在住んでいる家で暮らし始めた。
この近代文明の中での生活が、彼のネイティブアメリカンとしてのライフスタイルに影響することはないと、マンガさんは断言。
マンガさんは、伝統的なアパッチ族の服と装身具を身に付け、たいてい顔にペイントを施している。また、自家製のトマホーク(ネイティブアメリカンが狩りに用いる石おの)や弓矢を使って、蛇のショーを開催してるのだ。これは、お金のためではなく、人々に動物について教えるためだ。
彼はネイティブアメリカンとして、死んだ動物を見つけた時は、その動物を食べるか、体の一部を何かに利用します。「我々ネイティブアメリカンが無駄にするものは何一つない。」とマンガさんは胸を張る。
こうしたマンガさんのライフスタイフは、当然、周囲から受け入れられないこともある。
去年の8月、マンガさんはアナグマ保護法と野生動物法違反で告発された。アナグマの四肢とワシの羽を自宅に保管していたためだ。これに対して、マンガさんは、「動物たちの方から私の元にやって来て、私は一度も動物たちを傷つけたことはない」と、否定。
1年の法廷闘争の後、彼に対する告訴は取り下げられ、没収されていた動物の遺品は返還されることになった。
「あらゆる人が母なる大地を信じ、自分が他人からして欲しい接し方で、他人に接することが、ネイティブアメリカンのライフスタイルのすべてだ」。…
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