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尖閣譲渡「バブル時代には350億円提示も」地権者実弟明かす

 尖閣諸島が国に売却されたが、前地権者の実弟、栗原弘行氏(65)によれば、売却話は、所有権を譲渡された頃から何度もあったという。
 
「地下資源の開発を当て込んだ石油関連企業が多かった。バブル時代には350億円と提示されたこともあります。ですが、すべてお断わりしてきました。金額の多寡に興味がなかったのはいうまでもありません」
 
 政治家の出入りも多かった。尖閣を巡る中国との領土問題に毅然と対応した(*注)、当時の大平正芳首相もその一人だ。他にも売却を願い出る政治家も多数いたが、弘行氏が首を縦に振ることはなかった。
 
「栗原家は譲渡を受けた古賀家と、約束事を交わして尖閣を継承することを誓いました。尖閣はかつて古賀という民間人が鰹節工場を作り、250人の村民が暮らして“実効支配”していた歴史がある我が国の領土。その歴史を継ぐ重責だと思ってきました。営利目的の企業や、落選すれば何の保証もなくなる政治家に、容易く売ることなどできませんでした」

【*注】中国漁船が領海侵犯を繰り返し、日中両国の緊張が高まっていた1979年に魚釣島に仮設ヘリポートを建設。尖閣諸島への上陸調査も実施した。

※週刊ポスト2012年9月21?28日号

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