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発禁になった衝撃の問題作が今秋映画公開! 『アシュラ』

日本マンガ史上、最大の問題作と言っても過言ではないかもしれない。主人公が実の母親に焼かれ、喰われそうになるところから始まるという、このマンガ……。ともかく、1度読んでしまったら最後、「自分なら果たしてどうするのか」という問いが頭の中に焦げ付いて、ブスブスと黒い煙を立ち上らせ続けることだろう――。

『アシュラ』のレビューはこちら

 1970年に発禁処分となり、映像化は不可能といわれ続けたジョージ秋山の問題作『アシュラ』のアニメ映画が9月29日に公開。野沢雅子や林原めぐみといった人気声優陣に加え、名優?北大路欣也も声優として参加。またテレビアニメ『TIGER & BUNNY』のさとうけいいちが監督としてメガホンを取っている。

 時は15世紀中期、相次ぐ洪水や旱魃(かんばつ)、飢饉(ききん)で荒野と化し、人々は人肉すらも貪る時代。当時起こった「応仁の乱」では、あまりに多くの死者や行方不明者が出た。そんな地獄の中、狂女は死体をも喰らって主人公?アシュラを出産するが、ついに飢餓に耐えかねて我が子をも食べようとする……。偶然の落雷で生き延びたアシュラは、誰に育てられることもないまま、たったひとりで地獄の時代を生きていくのだ。

「生まれてこないほうが良かった」

 作中、このモノローグがよく登場する。獣のように人を殺してまわり、喰う。同じ人間からも忌み嫌われるアシュラの心の叫びだ。しかしそれでも、彼は生きていく。生まれてしまったが故に、生きていくのだ。

 冒頭のページから、てんこ盛りの死体が登場し、それを啄む蛆やカラス、そして人肉食。とにかく過激な描写が取り沙汰される本作だが、これらはすべて残虐趣味で描かれたものではなく、飢饉という現実と「腹減ったから食うし。死ぬし」という、シンプルでひどく人間的な思考による、合理的な行動の表現なのだ。道理には反するが、生きるためには合理的なのだろう。

自分ならどうするか。自分自身に置き換えて原作を読んでみると、また違う味わいがあってオススメだ。

(ダ?ヴィンチ電子ナビ「エディターレビュー」より)

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