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【LinuxTutorial】GNOME 3.4 が Linux デスクトップを変えていく

3月の第4週、Linux Planet には重要な開発の節目の話があふれていた。GNOME 3.4デスクトップがほぼ完成に近づき、openSUSE が2つ目のマイルストーンを迎え、Fedora は Beefy Miracle 後継のコード名をどうすべきかで悩んでいた。

1. GNOME 3.4
GNOME 3.x の使い勝手を「洗練させる」ものとなる GNOME 3.4は重要なリリースになるだろう。このリリースは、単なる安定化に向けたバグ修正ではない。GNOME 3.4は GNOME 3.x をさらに素晴らしいものにするためのものだ。

GNOME のユーザーエクスペリエンスの洗練は、まずテーマとアプリケーションメニューの改善から始まる。GNOME 3.2リリースをベースに、ユーザーパネルとネットワークが改善されている。

GNOME 3.4は新機能も投入する。これには、仮想マシンのイメージに簡単にアクセスできるようにする Boxes プロジェクトも含まれる。

GNOME 3.4を最高のデスクトップにするには、機能を追加するだけでは不十分で、細部への作りこみが重要となる。そこで効果的なのが「Every Detail Matters」だ。12月から開始されたこの取り組みでは、ユーザーエクスペリエンスの向上に向けた細かい部分への洗練がなされる。

GNOME 3.4にとって、Every Detail Matters の目標は20か所あるユーザーエクスペリエンス上の問題点を修正することだった。

GNOME の開発者である Allan Day 氏は、「今回の作業では、最後まで自分たちが目標を達成できるかどうか確信が持てなかった。いくつかの部分では良い仕事はできたが、20もの目標すべてを達成するには、困難も多かった。だが、土壇場で GNOME Shell メンバーの支援があり、20か所すべてのバグに対応することができた」と書いている。

2. openSUSE 12.2が2つ目のマイルストーン到達
GNOME 3.4デスクトップは、今後登場するほぼすべての Linux ディストリビューションに搭載されることになるだろう。openSUSE 12.2もそのひとつとなる。

3月第4週には、openSUSE 12.2が2つ目のマイルストーンリリースに到達し、今後 Linux ディストリビューションに搭載されると見込まれる新機能のいくつかをデビューさせた。…

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