中国の人たちは豪華なのがお好き！提案したい新土産
G?JOEⅡはかく語りき
アジア各国の友好、そして世界の信頼度向上を大いに阻んでくれた、今回の北朝鮮による人工衛星発射実験。日本国内でも既に各報道にあるように、その結果は軌道に乗らず失敗。ワタシはつい昨日、宇宙を目指す人間の好奇心の話題に触れたばかりなんですが、皮肉にも、今回の同国の「好奇心」は、飢餓に苦しむ民衆の大切な資産を海に投げ捨ててしまいました…………
しかしとにかく、今は21世紀なのあります、諸君。地球人はそろそろ、新しい道を歩き始め、手を取り合う時じゃあありませんか。実はワタシ、その「アジア友好」――いや、特に「中国人と日本人の友好関係」を促進させるであろう、あるひとつの知識と提案をお知らせしたい次第なのであります。
知っているでしょうか。中国の人たちは、よく贈り物をし合います。伝統的に幾つかの祝日でも、お餅や雑貨などを家々に配る風習があるんですね。それはフォーマルな場でも同様。肝心なのは、相手に「面子」を与えること。目上目下に限らず、友好を深めたい人には贈り物が有効なのです。しかも、それは限りなく「豪華」である必要があります。
日本人は、本当にコンパクトな生活を味わえる民族ですが、まぁ、これが災いしてか、空港や観光地で売られている日本のお土産品は、実用的で洗練されたものが多い。特にお菓子?デザートなどの中国人にも人気のお土産に限って言えば、生産者はよりおいしい、よりたくさんの量が入ったお菓子を作ろうと努力を重ねるのです。
いや、それが違うんですね。もちろんその努力も大切なのですが、その努力を100％から60％程度に下げた方が良い、とワタシは主張します。その代わり、余った40％で、「箱（包装）を出来る限り豪華に」してください。饅頭を2個減らしても良いので、赤と金を使った、頑丈な箱のお土産を作ってください。
いいですか、中国の方たちに「安っぽい見栄えだが内容の優れた物」を贈ろうとしないでください。もちろん、それはそれで喜ばれますが、それでは面子がありません。「オマエ、コンナモノ俺ニ贈ロウッテノ？」てなもので、唖然とされてしまうかもしれません。出来る限り、豪華な必要があるのです。はっきり言って、中身は中の下程度でも良いのあります。
格安の春秋航空を利用すれば、日本ー中国間は往復22000円程度です。近未来、中国は日本により近づく存在になるでしょう。こうした時、お互いの歴史や伝統を尊重しあいながら、かつ、相互に利益のある見事な関係を築かねばなりません。…