【海外:中国】2人で月餅7000箱購入??激化する月餅商戦
9月30日から始まる中秋節は、中国内でももっとも大きな祝日のうちのひとつだ。その際の風習として必ず行われるのが、中国の銘菓『月餅』の贈り合い。そしてこの8月終わりの時期になると激化するのが、月餅ブランドの商戦である。
高級ホテル『ペニンシュラ』の月餅、約4万箱が即日完売の話題である。
中秋節(今年は9月30日)に向けた月餅商戦が盛り上がる中、高級ホテル、ザ?ペニンシュラ香港のレストラン、スプリング?ムーンで発売した月餅が即日完売したという。ホテル側は商品補填を行えない理由として、手作りで製造できる数に限りがあるためと説明している。
経済日報によれば、この月餅は1箱8個入りで258HK ドル(約2600円)。今年の販売数は6万5000箱で、うち2万6000箱は予約販売を実行した。残りの3万9000 箱は16日午前10時からレストランで販売を開始したのだが、これが1時間足らずで完売した。大変な人気だ。
真偽のほどは不明だが、インターネット上では、最前に並んでいた2人が計7000 箱を購入したといった書き込みもある。またオークションサイトでは転売の動きも見られ、原価の55%増の400HK ドルで取引された事例もあるようだ。
こうした騒ぎを受け、ペニンシュラをアジアや米国で展開する香港上海ホテルズは17 日、サウスチャイナ?モーニングポストに顧客へ向けた詫び状を掲載。来年は注文や購入のプロセスを見直すとの見解を示している。
それにしても、258HKドルの月餅を、7000箱購入……?値段の計算もしたくない。お金はある所にあるものだ。
【記事:jiejie】
参考元:21日付経済日報(3面)
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