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脳波で動く「ネコミミ」狂想曲 世界を驚かせたモノづくりは「何一つ思い通りに進まなかった」【湯川】

[読了時間:6分]
 集中?興奮していれば耳が立ち、リラックスしていれば耳が傾く。人間の脳波と連動する新しいタイプのおもちゃ「ネコミミ」。その開発者の一人、加賀谷友典さんは、ネコミミの開発を振り返って「一言で言えば狂想曲。何一つ思い通りにものごとが進まなかった」と語る。

 狂想曲ー。「形式が一定せず自由な機知に富む小品」だそうだ。

 インターネットの登場で3,4人のチームでも世界をあっと言わせる商品を開発できるようになった。その一方で新しい概念の商品を開発するには、自在に変化する状況に柔軟に対応していく姿勢が必要になる。計画を立てそれに従って開発を進めていくという今までのやり方は一切通用しない。今後、ハード、ソフトに関わらず日本がモノづくりで世界に価値を提供するためには、この「狂想曲の演奏の仕方」を理解しておかなければならないだろう。その1つのモデルケースとして、ネコミミがたどった1年半の軌跡を振り返ってみたい。人見知りでも、コミュニケーションできるツールって何?

 加賀谷さんは、フリーの新規事業開発プランナー。これまでも大手企業の開発チームに加わって仕事をしてきた。加賀谷さんの関心領域の1つに「ブレイン?コンピューター?インターフェイス」がある。脳波を使ってモノを制御しようという研究分野だ。数年前には大学でこの領域で講義した経験もある。

 ネコミミの開発は、そんな加賀谷さんと、某広告会社の女性プランナー、男性プロジューサーの3人で始まった。ユニット名は、ニューロウェア。会社組織ではなく、有志によるプロジェクトとして立ち上がった。プロジェクトのテーマは「ちょっと未来のコミュニケーション」だった。

 コミュニケーションには言語を使ったものと、非言語のものがあると言われる。言語を使ったものだと、まずは通常の会話。それに加えてメールやチャット、SNSなどという新しいタイプのコミュニケーション手段も登場してきた。

 非言語コミュニケーションだと、顔色、声色、ジェスチャーなどがある。「非言語コミュニケーションでも、まだ一般に使われていないものって、何かあるんじゃないだろうか」ー。

 例えば脳波。脳波をコミュニケーションに使えばどんなことができるようになるんだろうか。そう考えたのが、ネコミミ開発のきっかけだったという。

 脳波を測定するにはセンサーを頭に装着しなければならない。頭に装着しても、違和感のないものでなければならない。…

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