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めざましコメント卒業の大塚範一キャスター 副作用に苦しむ

 2月28日、急性リンパ性白血病で抗がん剤治療をしている大塚範一さん(63才)が、『めざましテレビ』(フジテレビ系)の“卒業”を発表した。

 番組発足から足かけ18年の長きにわたって、めざましの顔だった大塚さん。昨年11月7日、闘病生活を始めたばかりの都内の病院から、生電話で自身の病気を明かしたのが最後の番組出演となってしまった。そのときはファミリーの生野陽子アナ(27才)らに「もっと明るい声を出せ」とダメ出しをするなど、力強い様子を見せていたが、今回の発表にあたっては、生電話もなく、コメントのみ。寂しい卒業となってしまった。

「抗がん剤の副作用が強くて、髪も、眉も抜けて、顔はむくみがすごくて、ぱんぱんに膨らんでいる状態という話です」(テレビ局関係者)

 2月25日、かつて同番組へ一緒に出演していた高島彩(33才)の結婚披露宴では、事前に電話で「おめでとう」と伝えるにとどまった。ビデオレターはおろか、手紙に文字を綴ることもできないほどの副作用に苦しんでいるという話もある。医学ジャーナリストの森田豊さんが大塚さんの現状について説明する。

「治療はつらいことが多いでしょう。多量の抗がん剤を使うことになり、それは異常なリンパ球だけでなく、正常な白血球や赤血球、血小板も一緒に壊すことになってしまいます。感染を生じやすくなり、貧血も気にしなければなりません。副作用は、脱毛のほか、吐き気や嘔吐なども伴います」

※女性セブン2012年3月22日号

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