<サッカー>日本、イラクに辛勝 W杯アジア最終予選
サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選でB組の日本(国際サッカー連盟ランキング23位)は11日、埼玉スタジアムに6万593人の観衆を集めてジーコ元日本代表監督が率いるイラク(78位)と第4戦を行い、前田(磐田)が頭で決勝ゴールを挙げ、1?0で勝った。同組首位の日本は8試合の最終予選の前半戦を3勝1分けで終えて勝ち点を10に伸ばし、5大会連続の本大会出場へ前進した。イラクは2分け1敗で勝ち点2のまま。
ザッケローニ監督就任以降の通算成績は16勝8分け(1PK勝ちを含む)2敗。日本の第5戦は11月14日、アウェーでオマーン(93位)と対戦する。
○日本1?0イラク●
日本が落ち着いた試合運びでリードを守りきった。前半25分、右サイドのスローインからDFライン裏に抜けた岡崎が中央に速い浮き球のパス。これを前田が頭で合わせ、先制した。後半も、左サイドを突破した長友からの折り返しを本田が頭で合わせるなど、両サイドを起点に好機をつくったが、イラクの守備網を崩しきれず、最少得点にとどまった。