【海外：中国】この国でも次第に伸び始める寿命の数字
日本の平均寿命は世界トップクラスである。平均寿命は女性が86.39歳、男性が79.64歳。男性は世界第4位、女性は世界第1位との数字がある。医療、福祉、税金問題。日本にも多くの問題は山積しているが、それでも先進国の長寿大国としての数字である。
平均寿命、74歳を突破。中国から、そんな話題が発表されている。11日付の中国紙、新京報（A3面）によると、中国国家統計局は2010年の中国人の平均寿命が10年前より3.43歳延び、74.83歳に達したことを明らかにした。
うち、男性は2.75歳増の72.38歳、女性は4.04歳増の77.37歳。男女差は10年前の3.70歳から4.99歳に拡大したという。
寿命が延びた原因は各年齢層での死亡率の低下。中でも1歳以下の死亡率を示す乳児死亡率の低下が最も大きく影響したという。乳児死亡率は2000年の14.45％から13.93％に低下している。
中国の寿命増加も、医療から福祉問題まで、単純には喜べない現象ではある。1人っ子政策の反動も来る。高齢化社会などの来る近未来に向けて、再び制度を見つめなおす時かもしれない。
【記事：jiejie】
参考元：11日付の中国紙、新京報（A3面）
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