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オバマとマリオが世界を変える!?『ゲーミフィケーション』

2008年の大統領選、バラク?オバマの勝利に世界が沸いた。
オバマは、「インターネットやソーシャルの力を活用した」というのは、たびたび指摘されたポイントだ。
そのベースとなったオバマを応援するソーシャルサイト「マイバラクオバマ?ドットコム」が、“ゲームとしての入念な仕掛けが施されている”と指摘するのが、井上明人『ゲーミフィケーション <ゲーム>がビジネスを変える』(NHK出版)だ。
「マイバラクオバマ?ドットコム」にログインすると、プロフィールページが現れる。画面をみると、“現在のあなたのレベルは★3つで、次のレベルは★4つです。現在のあなたのポイントは何点です、といったステータスが表示されている”。
これは、自分が何をしたか、たとえば献金をしたか、勧誘の電話をかけたか、戸別訪問をしたか、勧誘メールを送ったか、そういったことがデータとして蓄積されて、レベル表示されているのだ。
しかも、最初は、登録や個人情報入力といった簡単なことでレベルアップしていく。難易度の設定もばっちりだ。
まるでゲームである。
熱中しすぎてズルをしようとするプレイヤーも出てくるぐらいに、ハマるゲームとなっていたのだ。
このような、ゲームの考え方や方法論を、ゲーム以外のことに利用することを「ゲーミフィケーション」と呼ぶ。

『ゲーミフィケーション <ゲーム>がビジネスを変える』の中には、こういったゲーミフィケーションの例が多数でてくる。
ランニングをゲーム化する「ナイキプラス」」や、ディズニーの社内表彰制度、スターバックスの紙コップを減らすアイデア、プログラム言語をゲームのように学ぶCodeacademy、企業サイトにバッジやレベルといったゲーム化する仕組みを導入するサービスBadgevilleなどなど。

後半は、ゲーミフィケーションを実践するためのハウツーも登場。どういうふうに着想して、つくりあげて、洗練させるか。
特に印象に残るのは、レベルデザインについての解説だ。
宮本茂がマリオのマップ設計の手法を、こう語る。
「『マリオ』なら、まず地図の大きさを決めてしまって、決めたところにネタを貼ってみてって言うんです。『マリオ』ならひとつのネタがあったら必ずそれを覚える場所、実際遊ぶ場所、応用する場所、極める場所がある」
そして、実際の「スーパーマリオブラザーズ」のマップの中で、「覚える場所」「実際遊ぶ場所」「応用する場所」「極める場所」がどのように形成されているかを本書では紹介し、解説している。…

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