3DSソフトのダウンロード版は7月28日『Newマリ2』『鬼トレ』から、3DS LLと同日
任天堂がニンテンドー3DSカードソフトのダウンロード販売について詳細を発表しました。最初のタイトルは、既報のとおり『New スーパーマリオブラザーズ 2』と『鬼トレ』 (東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える５分間の鬼トレーニング)の2本。ニンテンドー3DS LL 本体と同日の7月28日 午前9時から、本体組み込みのeショップでダウンロードできます。
今後の任天堂販売3DSカードソフトについては原則的にすべてパッケージとダウンロード版を併売します (訂正：「これまでの3DSカードタイトル」についての記述を削除。追記参照)。
またダウンロード版の販売を記念して、購入者全員に非売品のバーチャルコンソールタイトル『ドンキーコング オリジナル?エディション』、2倍のクラブニンテンドーポイント、2本購入者にはさらに追加で20ポイントを進呈する「夏のダウンロード版スタートキャンペーン」も実施されます。期間は7月28日から9月2日まで。
訂正：発表文の「これまでのニンテンドー3DSカードソフト（パッケージ版）もそれぞれ同一のメーカー希望小売価格で～」部分、これまでに販売された旧作タイトルの意ではなく「従来どおりの物理カード版も引き続き出します」と解釈して、旧作についての記述を削除。)
4月の決算説明会で公表されたダウンロード版販売は、パッケージ版のニンテンドー3DSカードソフトと同一内容を本体のSDカードにダウンロードして遊べる仕組み。他プラットフォームのダウンロード版と同じく、物理的に貸し借りができないかわりにメディア抜き差しの手間がなく、複数のタイトルを一枚のSDカード内に保存できます。
面白いのは eショップで直接購入する以外に、各小売店のオンラインショップで「ダウンロードコード」を買ってeショップに入力したり、ダウンロードコードが記載されたスクラッチカードの「ダウンロードカード」を小売店やコンビニの店頭で買っても購入できること。
任天堂はメーカー希望小売価格をダウンロード版でもパッケージ版でも同一にしていますが、小売店は「ダウンロードコード」や「ダウンロードカード」を任天堂から卸値で購入するため、店頭やオンラインストアでデジタル版を買ったほうが割引価格になったり、その店のポイントやキャンペーンを適用できる場合があります。
メーカーの直販が標準価格で小売店を介したほうが安い(かもしれない)仕組みをデジタルでも導入することで、小売店にとってはダウンロード販売でも利益を上げることができ、任天堂にとってはわざわざ自発的に小さな画面のストアを開いて能動的にDL版を探すような層だけでなく、実店舗を使って製品を露出できる戦略です。…
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