【海外：中国：尖閣問題】朝のニュース番組で目にした2つのトピック
上海における朝のテレビ番組、チャンネル2の『新聞総合』から、気になる話題を２つほど紹介する。
1つは、尖閣諸島の問題に関するもの。尖閣諸島の問題が始まり、先日の反日デモ報道がなされて以降、ニュース番組に度々登場しているのは「日本の軍事演習開始」の話題。本日（22日）で紹介されていたのは、「静岡県で自衛隊演習始まる」というもの。2日前は、「尖閣諸島問題に対処すべく、日米が共同で軍事演習を開始した」という報道がなされていた。
日本の国旗を持ち、どこかの島（尖閣諸島？）へ上陸する映像や、戦闘機、戦車などの映像が背景に使われている。日系ニュースサイトにおいては軍事演習の話題も見つからず、その演習の真偽は定かではない。
また1つ、こんな話題も興味深い。先日射殺された重慶の重罪強盗犯人のトピックスだ。彼は総額約6600万円もの懸賞金が掛けられるほどの、近年稀に見る重罪人。警察当局は数千人もの大規模な捜査を開始し、つい先日、射殺され、その射殺死体までもが大々的に各種メディアへと流された。
しかしそんな中、インターネット上では疑念の嵐が吹き荒れていると、「新聞報道」は伝えている。ロンドンオリンピックという気晴らしがなくなり、市民らの不満が高まる時期。殺人犯をこれ以上野放しにすることは、警察の面子をつぶし、市民たちの不満も高める。結果、よく似た人間を用意し、これを射殺したのではないかと、インターネット上では憶測が飛び交っているようだ。
これを裏づけするかのように、1日前、よく似た手口の強盗殺人事件が、重慶近郊で起きているのだそうだ。
朝からきな臭い話だ。
【記事：jiejie】
参考元：上海チャンネル2『新聞総合』
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