根性論不要!面接で気合い系の言葉を使ってはいけない理由
「私は元気に関しては誰にも負けません!」「困難なことも必ず成し遂げることができます!」このようなことを面接で話す人がいますが、果たして本当のことを言っているのでしょうか。ビジネスの現場でも必要な「事実」と「論理」をもとにした回答が出来るようになりましょう。
■ 気合系の言葉は嘘
?「~に関しては誰にも負けません」
?「絶対~です。」「必ず~します。」
などの、言葉は面接ではNGワードだと考えられています。これらの言葉は、根拠のない「気合系の言葉」です。面接官は、気合系の言葉だけ聞いても納得することはできないのです。
◎ ビジネスは「事実」と「論理」の世界
「私は~だと思います!」では会社に入ってから相手にされません。自分がどう思っているかではなくて、現実はどうなのかということが問われます。曖昧な仮説から結論を導いてしまうと、間違った結論が出てきてしまいます。ビジネス上では客観的な「事実」と筋の通った「論理」が必要とされます。そのため、面接の場での根拠のない気合系の言葉は面接官に疑われてしまうのです。面接官は、冷静に現実を見ることができるかどうかを見ています。
◎ 自己認知できているか
自己認知とは、自分の価値観や長所?短所など自分のことについて理解することを言います。成長できる人は自分の状態をしっかりわかっているものです。気合系の言葉を使う人は、面接では「自分に自信がありすぎて、他人のアドバイスを聞かない」「自分を客観視できていない」と評価されてしまいます。
■ おわりに
面接では、現実を冷静かつ客観的に伝えることが重要です。自分の魅力を最大限伝えたい気持ちはありますが、大げさな事を言いすぎて信用のない言葉を言ってしまうのを避けましょう。
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◎ 講師
曽和 利光
リクルート人事GM、ライフネット生命総務部長を経て、(株)人材研究所 代表取締役
◎ 写真
工藤隆蔵 from 足成
(著:nanapiユーザー?いけぽん 編集:nanapi編集部)