ディーガ「フォトレコーダー」発表、Qi で置くだけ充電?取り込み?アップロード
パナソニックが BD / DVD / HDDレコーダー「ディーガ」のラインナップに、新シリーズ「フォトレコーダー」 DMR-HRT300を加えました。テレビ放送を録画するHDDレコーダーの機能も備えていますが、名前のとおり写真データの置き場所兼ビューアーとして作られているのが特徴です。撮るばかりで管理しづらい写真を家電アプローチでなんとかする製品は他社も販売しているものの、こちらはQi（チー）規格の無接点充電パッドを本体天板に備えており、スマートフォンとの連携を重視しています。
スマートフォンからは、iOS / Android アプリ「DIGA Contents Link」を利用することで WiFi経由の写真取り込みが可能。さらにQi 対応のAndroid端末なら、本体の上に置くだけで充電と写真の転送がはじまります。
設定すれば写真データをもとBGMなどをつけたフォトムービーを作成し、さらにFacebook、Mixi(写真のみ)、YouTube(動画のみ)などへのアップロードまで自動化が可能。離れて暮らす家族、親戚への近況報告などに使えます。なお、デジカメなどスマートフォン以外の機器からの写真転送には、USB、またはSDカードスロット、DLNA転送などに対応します。
発売日は6月25日で、店頭予想価格は5万5000円前後。Android版「DIGA Contents Link」は、6月末にアップデート予定。iOS版も同時期に公開予定ですが、こちらは充電開始からの自動転送には非対応です。
その他の機能としては、「ビエラ?コネクト」、「もっとTV」、「お部屋ジャンプリンク」などに対応。内蔵HDDは500GBと、写真をメインに保管するには必要充分と思われる容量ですが、それでも不安な方には、外付けHDDが8台まで増設できます。ただし、取り込んだ写真データなどと、テレビ番組の録画データは同じHDD上に置くことができない点にはご注意を。