【LinuxTutorial】Linux ニューストップ 3:Red Hat OpenStack、Ubuntu One 友だち紹介プログラム、オフィススイート Calligra 2.5
1. Red Hat OpenStack
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2011年には、Red Hat が OpenStack と競合するのかどうかは、多くの人々にとって大きな関心事だった。だが2012年、Red Hat は OpenStack の開発に参入した。
Red Hat は現在、進境著しい OpenStack Foundation の最大の支援者となっている。Red Hat はまた、企業向けの ディストリビューションも公開した。その公開ベータは2012年はじめにデビューした OpenStack Essex プラットフォームがベースになっている。今後は、今秋リリース予定の Folsom を採用する計画となっており、Red Hat OpenStack Enterprise のフルディストリビューションは2013年中にリリース予定だ。
Red Hat はブログへの投稿に次のように書いている。
「Red Hat では、企業向け製品として投入予定の新技術をプレビュー版として顧客に紹介する作業を定期的に実施している。プレビュー版によって利用者は新機能をいち早く体験でき、Red Hat は開発中の製品に対するフィードバックを得ることができる」
2. Ubuntu One 友だち紹介プログラム
Red Hat 同様、Ubuntu も OpenStack ベースのクラウドインフラ製品を持っている。また、Ubuntu は一般消費者向けのクラウドストレージサービス、Ubuntu One も用意している。
Ubuntu One は数年前から徐々に利用者を増やしてはいたが、さらなる利用者の獲得に向け、先ごろ友だち紹介プログラムをスタートさせた。Canonical の広報担当は、InternetNews.com に対し次のように語った。
「Ubuntu One の友だち紹介プログラムでは、口コミで家族や友人を Ubuntu One に誘うことで、利用可能なストレージ容量を無償で追加できる」
紹介リンクからの申し込み1件につき 500MB のストレージが無償で追加されるということだ。Canonical によると、Ubuntu One ユーザーは最大40人を紹介することが可能で、その場合 20GB のクラウドストレージを無償で追加できることになる。
3. Calligra 2.5
オープンソースのオフィススイート Calligra にも進展があった。…