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水だって飲み過ぎにはご用心 猛暑時の水分摂取の“落とし穴”(1)

 暑い、暑い…。連日の猛暑で気温は40度近くまで跳ね上がる。これでは熱中症で倒れる人が続出するのも当然。その対策は「こまめに水分補給を」である。ところが、その水分も摂り方次第では逆効果で、不整脈や心筋梗塞、脳梗塞などの循環器疾患、脳血管障害などに陥り、最悪、突然死に至るケースもある。熱中症も怖いが、「たかが水」では済まされぬ、過剰摂取問題は真剣に考える必要がある。

 「熱中症を防ぐには、水分補給をしっかり摂ること」
 このフレーズは、もはや夏の合言葉になっている。水を飲むことは脱水症状やそれに伴う頭痛、発熱などの予防はもちろんのこと、身体の毒素を押し流し肝臓のダメージも防ぐ。
 また、空腹時に飲めば食欲を抑えることができるので、ダイエットにも効果的。美容面では肌の水分を保ち、老化を遅らせる働きがあるともいわれる。

 他に「人の体(命)は数週間の断食には耐えられるが、水を飲まなければ1週間と持たない」ということも、ハーバード医科大学の医療チームの研究で明らかにされた。
 同時に、同大医療チームが報告した2005年の論文には「体を健康に保つには、水分の摂り方にひと工夫が必要」という警告に近い項目が盛り込まれた。そのきっかけになったのは、同研究チームがボストンマラソンの際、参加者からボランティアを募り、レース後に血液検査をおこなったことだった。
 その結果、13%の人に低ナトリウム血症が起きており、中にはレース中に倒れた人がいたこともわかった。原因は、選手がレース前や補給ポイントで飲む水分にあった。障害を起こした選手たちは、いずれも一度に大量の水を飲んでいたのだ。そのため血液中の塩分濃度が急に薄まり、低ナトリウム血症を起こしてしまったわけだ。
 同研究チームは、重症になると意識障害や心臓の異常を起こすこともあるという。こうした研究成果により、今のスポーツ界では常識となっている「ノドが乾く前に飲む」を覆し「ノドに乾きを感じたら飲む」に変わり、一度に多飲することに×印をつけている。

 同じことは、一般の生活者にもいえる。循環器系クリニックを開く医学博士?浦上尚之院長は、こう説明する。
 「この時期、熱中症や脳梗塞などの要因になる脱水症を防ぐために水分を摂ることが大切です。しかし、一度にたくさんの量を飲んだり、必要以上に飲みつづけたりすると、体に異変が起きて危険な状態が生じることも認識してほしい」

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