口溶けなめらか!ニョッキのジェノベーゼの作り方
ニョッキとは、じゃがいもに粉を加えて茹でた、お団子のようなパスタ。イタリア家庭料理の定番で、お母さんの味というだけに様々なレシピがあります。じゃがいもの種類や作り手によって、まったく違う食感に仕上がるのもニョッキの魅力です。
今回ご紹介するレシピは、柔らかいほっこり食感。手作りならではの、すうっと舌にとろけるニョッキです。つる?もち?ほく?ふわ?とろ。出来立てのニョッキを口に入れると、この5つの食感が順番にやってきますよ。
■ 材料 (2~3人分)
◎ニョッキ
? じゃがいも 約400g
? 卵 1個
? 薄力粉または強力粉 100g
? パルメザンチーズ 大さじ2
? 塩 小さじ1/2
◎仕上げ
? ジェノバソース 2~3人分
? アンチョビ 2切れ
? ミニトマト 12個
■ 作り方
◎ STEP1: 下準備
じゃがいもを皮ごと塩茹でします。ジェノバソースを手作りする場合は、じゃがいもを茹でる間に用意しましょう。(ジェノバソースの作り方は関連記事を参照)
◎ STEP2: じゃがいもをつぶす
茹で上がったじゃがいもは、熱いうちに皮をむき、つぶします。裏ごしすると、よりなめらかな舌触りになります。
◎ STEP3:混ぜる
卵、粉、チーズ、塩を入れ、粉っぽさが消えるまでさっくり混ぜ合わせます。練らないように混ぜましょう。練って粘りがでると、べったりした舌触りになります。筆者は薄力粉を使用しますが、慣れないうちは強力粉の方がまとめやすいです。薄力粉を使うと、ふわりと繊細な食感、強力粉はもっちり感が強くなります。じゃがいもの水分次第で柔らかさが変わります。慣れてきたら好みに合わせて粉の量を調節しましょう。
◎ STEP4: 形成
まな板に打ち粉(分量外)をし、生地の半分量を棒状に伸ばします。適当な大きさに切って、真ん中をフォークで押します。
◎ STEP5: 茹でる
たっぷりの湯を沸かした鍋に塩(分量外)を入れ、茹でます。浮いてきたら茹で上がり。ザルには取らず、穴のあいた玉じゃくしですくいます。茹で過ぎると溶けてしまうので注意。数分で茹で上がりますので、鍋のそばを離れないでください。
◎ STEP6: 仕上げ
今回はジェノバソースで仕上げますので、熱したフライパンにアンチョビとソース、半分に切っておいたミニトマトを入れ、茹で上がったニョッキと絡めます。
◎ 完成!
ニョッキは、シンプルな材料で簡単に作れる手打ちパスタ。柔らかな口溶けなので、小さなお子様や年配の方にも最適なメニューです。…