ヤマハ、エンデューロ競技専用モデル「WR450F」の国内仕様を発表
ヤマハ発動機は、エンデューロ競技専用モデル「WR450F」の国内仕様を6月30日より、予約期間限定(期間受注生産)にて発売すると発表した。
なお、WR450Fは競技専用モデルであり、ナンバープレートは取得できない。
価格は81万7,950円。
同車は、エンデューロに求められるハイパワーと扱い易さが持ち味という450ccの水冷4ストロークDOHC?5バルブエンジンを搭載。
潤滑系はクランクケース内部にオイルタンクを持ち、パイプ類がないシンプル設計のドライサンプ方式を採用している。
また、刻々と変化するエンデューロの走行環境向けに燃料供給にFIを採用し、外気温や湿度、標高の変化などに合せたエンジン調整は基本的に不要。
付属するポータブルタイプの「Power Tuner」を使って燃料噴射量マップと点火時期マップの調整も可能で、パソコンを使用しなくても車両とカプラーで接続するだけでセッティングが行えるという。
フレームには、2012年型「YZ250F」用フレームと同時開発した、アルミ製のバイラテラルビーム?フレームを採用。
タンクレール部パイプに「3ボックス断面型」を使用するなど、エンデューロに求められるしなやかな剛性?強度バランスを備えたとしている。
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