受けるアドバイスが命運を左右--英会話イーオンが説く TOEIC テストスコア高得点の近道とは？
就職や転属を契機に英会話を学んだり、キャリアアップのため TOEIC テストスコアの高得点を目指したりすることを考える方は少なくないはず。しかし、実際に英会話教室へ行こうと思っても教師の多くはネイティブなので、最初のコミュニケーションから上手くいかないばかりか、本当に上達するのかと不安を感じる人も多いだろう。
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今回は、「英会話イーオン」株式会社イーオン東京本社社長 三宅義和氏に、こういった入校検討者の悩みに対して、どの様な解を出しているのかうかがった。
■ イーオンの強みは「教師の質」や「雰囲気のよさ」、「骨太な財務体質」
来年で40周年を迎えるイーオンは、現在全国に329スクールを展開しており、外国人教師（約670名）と日本人教師（フルタイム400名、非常勤数百名）が10万2,000名あまりの生徒を支えている。
三宅氏は、イーオンでは生徒が安心して学習に専念できるよう、2つのポイントに注力していると話す。1つ目は、ここ数年で幾つかの外国語学校が経営破綻に追い込まれる中、授業料の支払いについて生徒に不安を与えないよう骨太な財務体質づくりに努めていることだ。
同社では、生徒が前納した授業料の未経過分（前受金）の50％を通常の運営資金から切り離し、みずほ信託銀行に信託保全している。仮にイーオンに何かあったとしても、保全額相当分が確実に生徒へ返還保証される仕組みを築いている。過去、業界大手の学校が経営破綻した際は大きな社会問題となったが、イーオンではこの取り組みのほかにも、保有する手元流動性資金（現金、預金、有価証券等）で、前受金の全額を十分まかなうことが可能で、業界内でも良好な財務体質を誇っている。
生徒に安心感をもたらす2つ目のポイントは、入校することで本当に英語が上手く話せるかという不安の払拭に努めていることだ。その要となるのが、三宅氏が自負する「教師の質」だ。
同社は外国人教師の99％をロサンゼルスとニューヨークで採用しているが、採用に際しては人柄や性格だけでなく、ティーチングの才能も求めるという厳しい基準を設けている。そして採用した外国人にはビザを取得して来日してもらい、研修センターで9日間の訓練を受けさせ、配属の2ヶ月後にはフォローアップ研修やグレードアップ研修も実施している。配属前に9日間もの研修を行うのは他校では殆ど見られないのではないかとのことだ。
外国人教師は、母国でアパートを解約して、車も家財道具も売り払って来日するため、当然不安を抱えている。…