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石川昌司の「週刊北朝鮮」 新体制固めに背に腹はかえられない金正恩強硬姿勢のウラ事情

 米国発の不可解な情報が入ってきた。一つは、専門家が「北朝鮮は意図的にテポドンIIを墜落させた可能性がある。今回の失敗だけで、北のミサイル開発プログラムの全体的な状況を判断するのは難しい」と指摘したこと。2つ目は、3回目の核実験が秒読みと連日報道される中、米政府が具体的兆候について慎重な立場を見せていることである。

 北朝鮮という国は、周辺国家が予想していることをその通りに実行しません。必ずウラをかき、周辺国家に「なぜ?」「どうして?」と疑問を抱かせ混乱に陥らせるのです。これはイルソン(日成)以来得意としてきたゲリラ戦とまったく同じ発想です。
 しかし、意外にもテポドンIIの発射が失敗だったことを認めた背後には、権力闘争が始まっているのではないかとも考えられます。ジョンイル(正日)の権力継承時もやはりそうで、庶民生活まで混乱しました。
 世界中が注視した発射であり、失敗は公知の事実ですが、これまで2回の実験失敗を認めてこなかったにもかかわらず、今回はなぜ認めたのか。IT時代のジョンウン(正恩)による情報公開主義だけではなさそうです。
 米朝合意をいきなり反故にしてテポドンIIを発射し、のどから手の出るほど欲しかった食糧援助を土壇場で台無しにしてしまった強硬派は、「失敗、そらみたことか」と強調した何らかの勢力の挑発に、困惑しているのではないかと読み取れます。
 北朝鮮に“穏健派”は存在しません。少なくとも失敗を政治利用する勢力を“開放派”と呼ぶにふさわしいかどうかはともかく、両派による権力闘争がすでに始まっているのではないでしょうか。
 前述したゲリラ戦は、韓国内でも行われています。韓国には“親北派”と呼ばれるかつての日本社会党のような存在があり、政?官?財?知識人にしっかり根を張って、北朝鮮からの指令で動くようになっています。北朝鮮がいよいよ瀬戸際外交にも詰まり、崖下に転落しそうになったジョンイルを救ったのは、キム?デジュン(金大中)、ノ?ムヒョン(盧武鉉)と2代続いた左派政権の10年間でした。この間、韓国から多額の援助をもらい、経済破綻の危機から蘇生できたのです。
 今回、3度目の核実験に踏み切った後には、中国からの援助も表面上は滞るでしょう。そうした場合の“保険”として韓国に、反米?親北政権を作って、カネやモノを引き出す皮算用をしているのです。
 現在韓国では、米国産牛肉やFTA、済州島で建設の始まった米海軍基地にも「ノー!」と反米機運一色です。…

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