「俺と付き合えば雑誌に出してやる」と、モデルの仕事を女子中学生に持ちかけセックスを強要したとして、7月12日、読者モデル紹介事務所主宰、福井雅啓容疑者(43)が、児童福祉法違反の容疑で逮捕された。
直接の容疑は、中学3年生(14)の少女を横浜市内のホテルへ連れ込み、性行為をした疑いだ。福井容疑者は実際にギャル系ファッション雑誌に読者モデルを紹介していたが、かつてからその“少女食い”は有名だったという。
「福井容疑者は、ギャルサークル『ハローDJフクイプロジェクト』を主宰してモデルを募り、全国から常時8500人近くの女子中高生の会員を集めていたといいます。そんな中、福井容疑者に気に入られてセックスすれば確実に雑誌に載ることができると信じていた子も多いようです。ただ、この危うさは10年ほど前から首都圏の中学校で話題になっており、教育委員会から通達が出ていたほどなのです」(社会部記者)
しかし、中にはモデルとしてステップアップした女性もいただけに、会員になる女子中高生は後を絶たなかったという。
「警察も以前から彼をマークし、いつ逮捕されてもおかしくない状況だったのです。それまで決定打を欠いていたのは、福井容疑者と編集者やカメラマンなどの連携が巧みで、なかなかボロが出なかったから、とのことです」(警視庁詰め記者)
福井容疑者は容疑を認め、「見た目が好みだった」と供述。警察は余罪を追及中というが、いったい餌食になった女子中高生は何人いたのか。