恋の禁句 男が傷つく言葉とは
■なにげない一言にご注意
もし、あなたが、最近パートナーとつまらないことでいさかいばかり繰り返しているとしたら? それは、コミュニケーションのマナーに問題があるのかもしれません。
昔から、日本では「話せばわかる」と言われてきましたが、こと男女の仲に関しては、話せば話すほど、状況が悪化することも少なくありません。「売り言葉に買い言葉」と言うように本当はけんかなんかはしたくないけれども、ついつい相手の無思慮な言葉に「カッとなって」なんていう経験はあなたにもあることでしょう。
そして、あなたが、もし「カッとなって」いるとしたら、たいていの場合は、相手も「カッとなっている」ものです。そうなると、せっかく今まで築き上げてきた関係が、つまらないいさかいで台無しになってしまうこともあります。
さて、こういったいさかいの張本人。それは、たいていの場合、男女間におけるコミュニケーションマナーの違いが原因です。
■言葉選びは要注意
コミュニケーションを良好にするために一番大切なことは、相手の尊厳を傷つけないように注意する言葉選びです。性別に限らず、人間は、だれしも、自分の大切にしていることをけなされたり、気にしていることを指摘されたりすると、プライドを汚された気持ちになり、反感を抱くようになります。
言葉の使い方に細心の注意を払いながら、相手を傷つけないようなコミュニケーションを心がけることは、恋愛の成功にとっても、当然必要なマナーです。一方、どれだけ気をつけても、知らぬ間にパートナーを傷つけてしまうこともあります。それを避けるためには、あなたのパートナーが最も嫌がる事柄を十分に把握しておく必要があります。
男女ともに、お互い、どんなに嫌なことを言われても聞き流すだけの度量があれば問題はありませんが、そこまでクールに感情のコントロールができる人は、そうそう多くはいないでしょう。ですから、パートナーとの良好な関係を維持するには、少なくともお互いに相手の弱点や嫌がることは事前に察知しておいて、そのことには触れないよう注意する必要があります。
■仕事、お金……男性の社会的プライドに関わることはNG
もちろん、パートナーの育った環境や現在の状況により、嫌なことはさまざまでしょう。一方で、ほぼ全ての男性に共通する発火点も存在します。
男性は、一般的に仕事やお金のことでコメントされることを嫌います。男性が、自分の仕事や稼ぎに関して、大切なパートナーから懸念や不安を言葉で伝えられると、男性のプライドは傷つき、モチベーションを下げることにもなります。…