自宅の家電機器ごとに消費電力を確認できる「電力見える化システム」発売
シャープは2012年4月12日、家電機器ごとの消費電力をリアルタイムに確認できる電力見える化システム「JH-RTP1」「JH-RTP2」の2モデルを発売する、と発表した。
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電力見える化システムは、「タップ」「中継器」「専用タブレット端末」で構成される。タップを家庭内のコンセントに取り付け、そこに家電製品の電源プラグを差し込むと、家電製品ごとの消費電力データが中継器に送信される。中継器は、家電製品ごとの消費電力データを蓄積し、専用タブレット端末に送信。専用タブレット端末からは、利用者が各家電の消費電力をリアルタイムに確認できる仕組み。
専用タブレット端末では、1時間ごとの消費電力の変化をグラフで表示したり、家電製品ごとの1か月の消費電力を表示したりできる。これにより、利用者は節電に向けた対策を実施できるようになる。
専用タブレット端末は、インターネットへの接続も可能で、電力会社が提供する「でんき予報情報」などを表示しながら、電力使用のピーク時を避けた節電行動を取る、といった利用方法もできるようになる。専用タブレット端末は、Android OS 2.3 を搭載された Andoroid タブレットで、Google Play からダウンロードしたアプリをインストールすることも可能。専用端末のサイズは、高さ約130×幅約194×厚さ約11.5mm で、重さは約395g。タッチパネル式の7型ワイド液晶を搭載している。
JH-RTP2 は、AC100V/15A 対応のタップ5個、中継器1台、専用タブレット端末1台で構成される。発売は2012年5月11日で、価格は20万6,640円。JH-RTP1 も基本的な構成は同じだが、AC100V/15A 対応タップ3個の他、AC100V/20A コンセントに対応のタップ1個、AC200V/20A コンセント対応タップ1個が付属する。発売は2012年6月1日で、価格は20万7,900円。