かねてから離婚説がささやかれてきた小池栄子と坂田亘夫妻に、またしてもネガティブな報道が巻き起こった。坂田は2005年、知人が社長を務める岐阜市の遊技場経営会社から、料理店の開業資金として5,700万円を借り入れており、同社が法人税を滞納したため国税局は坂田に支払いを求める訴訟を起こしていたという。
そして今月16日、東京地裁の公判で請求が認められたことが明らかになり、坂田が返済を行うことになった。坂田は「自分たちの知名度を社長が利用して芸能関係にアクセスしようとしたことへの対価で、貸借関係は存在しない」と訴えていたという。
ふたりの離婚報道が流れたのは09年。「スポーツ報知」が「金銭トラブルで離婚の危機」として、坂田が債務を負っていること、また坂田さんがオープンした飲食店「わたる」についても経営不振のため、近く閉店するのではと報じられた。
「翌10年には小池所属の『イエローキャブ』が、報知新聞社に対し約2億8,000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしています。報知側は争う姿勢を見せ、こちらの公判は一年半以上経過した現在も続いています」（週刊誌記者）
実際に坂田がオーナーを務めていた「わたる」は、オーナー権を譲渡したようで現在同地には違う看板が掲げられているという。店員は「坂田さんも小池さんもたまに来店されますよ」と話していることからモメ事があったわけではないようだが、店舗がなくなったのは報知の記事通りのようだ。
「坂田はその後千葉県にも洋食店をオープンしましたが、こちらもすでに経営からは遠ざかっているそうです。プロレスイベント『ハッスル』が休止状態となった坂田は、何らかの形で活動できる場を探していると当時から言われています。そして一方の小池も、夫を支える姿勢を貫いているようですね」（前出記者）
子どももいないふたりだけに、金銭トラブルから離婚を連想してしまうのは当然なのかもしれない。しかし現在でも夫婦は同居生活を送っており、小池が2人分の食料をスーパーで買っている姿も目撃されているという。
「小池はグラビアから退いた後も毎シーズンドラマに出演し、女優としてのポジションを確立しています。性格的にも肝が座っているというか、親しい関係の人には夫について『あんな人だけど、でも私がいるから』と話しているそうですよ。金銭面で揺らぐ関係ではないということなのでしょう」（芸能プロ関係者）
小池からのアプローチで結婚に至ったというふたりだけに、今後も夫を支える“かかあ天下”は続くことだろう。…