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中国?華南経済千里眼「華南市場──世界の“工場”から世界の“消費市場”への脱却は可能か〈1〉」[HKM-日商快訊-]

先行きが見通しにくい華南経済をベテラン産業調査アナリストが鋭く分析。華南だけではなく中国全体の経済も見渡すことで、これからの中国経済が向かう方向性について分析していく。
 華南経済の中核都市である広州や深圳は、都市労働者の賃金水準や自動車の普及率が全国的にみても高い。「世界の工場」を抱える都市ではあるが、近年、ようやく「世界の市場」になりつつある。まず、市場規模でみると、人口は4都市ともに1千万人都市、一人当たりGDPにみる所得水準でも“1万ドルクラブメンバー”であり、中国の都市の中では最も水準が高い。

 さらに、ある調査によると、年収6500米ドル以上(4万1千元、月収3500元)の中間層人口は、深圳、北京、上海がほぼ300万人、広州はやや低く150万人。しかし、この中間層の海外渡航経験者率は広州が最も高く63%で、深圳が次いで48%と高い。両都市の場合、香港に近いということが比率を高めている背景であろう。

ブランドよりも食事
 ブランドショップは、ルイヴィトン、プラダ、アルマーニなど12のブランド専門店数であり、北京、上海はすべてのブランド専門店がそろっているのに対し、華南の深圳は6ブランド8店舗、広州は8ブランド8店舗にとどまっている。

 ただし、ブランド店舗の多寡は、市場規模や所得水準だけで判断できない。それぞれの中国人の嗜好あるいは価値観の問題でもある。上海人はブランド志向が強いが、広州人はブランド製品よりも貴金属や食事へのこだわりがある、といった具合である。

 その「食の広州」に進出している味千ラーメンの店舗は4都市では最も少なく9軒。「職の上海」では72店舗。総じて、中国人のブランド志向は高く、昨今、香港のブランドショップを席巻しているのは、大陸からの旅行者である。

 もう一つの指標は、中国で最も多くのスーパーを展開しているカルフールの店舗数である。4都市の中では上海が最も多く19店、北京が14店に対し、深圳は8店、広州は5店である。両都市ともに所得水準が高い割には、消費水準が北京、上海に比べ、低いことを示しているといえよう。
香港と華南の一体化
 深圳は常住人口1千万人であるが、流動性が高いのが特徴である。しかし、特区として発展して30年、「世界の工場」の一角であったこの街は、人口の定着、サービス化への転換、外資企業の急増などがあり、華南の有力な消費市場に転換しつつある。…

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