脱走犯?李国林逮捕!Twitterでその逮捕模様が実況される!?
元弥きとの仮想現実探索記
世間を騒がしていた広島刑務所脱走犯?李国林受刑者が逮捕された。連日、広島県民の怯える様相が報道されていた。先日、李国林受刑者が空き巣に入ったこともわかっており、緊張は高まっていた。
その逮捕の瞬間を撮影した写真がTwitterにて出回っている。なんと、「重賞激走穴馬!!」と題したメルマガを取り扱っているsatoyossii氏が、逮捕現場に居合わせたのだ。逮捕された直後の現場の交差点は、野次馬が集まり、ヘリの轟音が鳴り響いていたという。satoyossii氏は、ラーメンを食べたばかりであり、びっくりしすぎて、麺を吹き出しそうになったとTwitterで語っている。
公開捜査。Twitterでは、これがたびたび行われている。公式RTなどを利用した、捜し物や探し人だ。日刊テラフォーでも、祖父の写真を探すツイートなどを報道した。祖父の写真は、東日本大震災によって、その写真以外の全てを流されてしまった。その為、最後の一葉だった。この写真は、無事見つかっている。
誰かのためになりたい。そうした心が、さがしものツイートを拡散していくのだろう。だが、注意していただきたいことがある。それは、落とし物ツイートの存在だ。
落とし物が財布などの貴重品である場合、その貴重品の特徴を事細かに説明していると、悪意ある第三者がそれを入手することが可能になってしまう危険性があるのだ。
落し物も取り扱うことも多いデパートのサービスセンター勤務のR氏は、落し物ツイートの拡散は危険だと指摘する。
「落し物の特徴を知っているか否かは、その物品の持ち主かどうかを判断する上で大きな基準となります。善意からツイートを拡散しているのかもしれませんが、そのツイートの内容次第では、持ち主にとって、もっとも哀しい結果をもたらすことになるかもしれません。ツイートを拡散するときは、その内容をきちんと確認してから拡散するべきでしょう」
ツイートを拡散するなら、それを拡散させた責任があると自覚せねばならない。これからの双方向情報社会を生き抜く上で、こうした情報リテラシーは身につけておくべきだろう。
(元弥きと/Twitter)
元の記事を読む