血と汗の練習の末につかんだ勝利、そして歓喜の涙。時にはライバルと爽やかな笑顔で健闘をたたえ合うスポーツ界だが、意外な不協和音も聞こえてきた。
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「女子ゴルフ界には『予選ラウンド同組NG』なる約束事が存在するんです」
こう語るのは、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)関係者である。
「決勝ラウンドは成績などから決まりますが、予選ラウンドはスポンサーや放送局、大物選手の意向が反映された組み合わせになる。露骨に、『アイツだけはイヤ!』という要望はまれですが、関係者を介して伝わってきます。最も有名なのが、宮里藍(26)と横峯さくら(26)でしょうね。悪く言えばせっかち、よく言えばリズミカルなプレースタイルの宮里は、周囲の空気を読めないと、おっとりとしたペースの横峯が大の苦手。宮里が米ツアー中心になってからは、国内戦が限定されてしまうだけに、より気分よくプレーしてもらいたいので、真っ先に配慮されますよ」
華麗なファッションとセクシーなプレースタイルでオヤジファンを喜ばせるキンクミこと金田久美子(22)も、敬遠されがちだとか。
スポーツライターが話す。
「横峯と同じく、マイペース。そのため、2人が前の組に入ることさえも嫌がる選手が多い。特に金田の地元での試合は、女友達がミニスカにハイヒール姿で応援に駆けつけ、訳もわからず『ナイスボディ!』なんて騒ぐものだから、宮里をはじめ、不動裕理(35)や福嶋晃子(38)のベテラン組から煙たがられていますよ」
個々のメンタリティがプレーに反映されがちなだけに、ささいなことで関係が悪化してしまうようだ。
サッカー女子W杯を初制覇して脚光を集めたなでしこジャパンでも、不穏な火ダネが発覚した。サッカー専門誌編集者が話す。
「きっかけは熊谷紗希( 22 )のツイッターですよ。『上下関係ハンパないらしい』『岩渕とか大変らしいよ』というつぶやきを取材する
と、大野忍(28)と岩渕真奈(18)の確執が浮き彫りになってきました。2人は所属した日テレベレーザ時代からソリが合わず、岩渕が『澤2世』とマスコミに書かれ始めた頃から、関係は悪化した。大野は姉のように慕う澤の後継者として、岩渕を認めたくない。胸を叩いて『ここが違いすぎるよ』と、親しい記者に話してたそうです」
W杯1次リーグで得点に絡んだ岩渕は、取材を受けるミックスゾーンをなぜか無言で素通り。この時も、「どうやら大野に遠慮してというか、恐れての行動、との説が流れました」(前出?専門誌記者)
ベレーザ関係者が話す。…